金縛りの真相

山のふもとの猫宿常念

夏休みに…

 石川創人(小6)は、いい目覚めを迎えるはずだった。

 夏休みの初日天気のいい暖かい朝だった。

 しかしいつもと違う。体が動かない。愛猫(桜丸)の声が聞こえる。「何が起きているんだ」これしか思わなかった。

 目だけは動くしかし体は張り付いたように動かない。時計が見える6時5分。窓からは、不思議なくらいいい日差しだ。でも視界がゆらゆらする。とにかく意識を保つのに精一杯だった。

 すると、部屋の角の上の方にいつもは無い何かがある。きっと、これは幻覚だ。児童会が小6にとっては、つらいため何か何処か疲れているのかもしれない。でもこんなことは、初めてだ。本当に理解が不可能だった。意識が飛びそうになくなるまでは…





 理解ができたのは数分後だった。時計は、6時10分くらいだ。

 創人が持ち出した答えは、

『神隠し』だった。

部屋を頑張って見渡す。すると黒い煙のようなものが先ほどの『何か』から出ている。そして創人のところに来ると、いきなり体がベットへの吸着が強くなった。

「目すら動かせない…、声なんか出るわけ無い…。身体が…持たない。桜丸…助けて!!」そう思いかけた時だった。いきなり意識を失い、気がつくと、もう6時半だった。





ここからは、特に何も覚えていない。ただその後に気をまた失い、目覚めたときには、朝9時を回っていた。これが不思議でたまらない。なぜあのときは、桜丸に助けを求めたのか。それが不思議だ。

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金縛りの真相 山のふもとの猫宿常念 @nekoyado-jounen

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