ネタバレをば

本作は著者別作品のスピンオフ的位置づけになります。
そちらを先にご覧いただくとすんなり理解しやすいと思いますが、本作から読むとお得などんでん返しが一点あります。
最後のびっくりを楽しまれたい方、あるいは、それを見抜いてやろうと思われる方はこちらから先にどうぞ。

主人公の茜が抱える傷と葛藤は家族に由来するもので、時を経ても克服する事ができずにいます。そこからの一歩を踏み出すために彼女が向き合った時の言葉がとても印象的です。
家族との、失った恋人との関係と新たな視点を手に入れるまでのお話です。
ぜひご一読を。

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