ヒトコワ!? ■■■県警察学校
実話怪談の前に、まずは■■■県警察学校の話を。
ある意味ヒトコワ系というか。ここでいうヒトとはつまり教官なわけですが……ぶっちゃけ教官が恐いって話ですね。
警察学校なる施設はどんなところかな? というのも触り程度ですがわかって何かしら人生におトクなことがあるかもしれません。(身内が「就職先に■■■県警を検討した時に阻止できるとか。)
幽霊話ではないので、興味ない方は飛ばして『実録・警察学校の怪談』の章へどうぞ!
(※『実録・警察学校の怪談』の章は12月15日に予約投稿されます。)
お察しのとおり、警察学校というのは世から隔絶された特殊空間でありまして。
長期間、外界から隔絶させ、極限状態に置いて教育洗脳をほどこし、一般市民から公僕へと人格改造を施す矯正施設となっております(※一個人のイメージです)。
軍隊ノリというか、なんとも浮世離れしている世界です。
起床から消灯までやることが決まっており、分秒単位で動かねばならず、しかも教官にどやしつけられながらの生活になります。規律も半端じゃなく、囚人のごとくの生活を強いられ、それに加えて訓練・勉強・試験に追われ、自由時間は一日たった二時間(夕ご飯から夜の点呼までの間)のみ。
旦那さんいわく毎日のスケジュール的には囚人のほうが緩いそうですが、「学校というより職業訓練校だから。六ヵ月で現場に出なきゃならないからしょうがない」とのことでした。
まことにきつい世界なんですけれども、何より恐ろしいのは教官の存在です。
教官が恐いといっても警察学校は教官だらけなわけで、もちろん全員がおっかないわけでなく、本当に恐ろしいのはクラス専任の教官です(学校でいう担任のような立場の人です)。
旦那さんは中途採用組で、同期は四十人。二十人ずつの二クラスでした。
クラス名はその組の担当教官の名前とってを◯◯組と呼ばれています。例えば山口教官のクラスだったら山口組と呼ばれるわけですね。
来たる入学初日。今まで「市民の
そこに官服姿の角刈り
なぜか逆の意味の「逃がさない」に聞こえるのが恐ろしいですね……。いや、心理的なものなのでしょうが。
ともかく、ものすごくびっくりして、ものすごく怖かったらしいです。
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