二年目

第13話

いよいよ彼は暴走族の頂点に立った。




纏う空気がより一層濃くなって、何人(なんびと)をも拒絶する、排他的なものにそれは変わった。




理解できないなら近寄るな。




彼の空気はあらゆるものに牙を剥いて、すぐにでも噛み付くような鋭い獣を彷彿とさせた。




いつしか彼はその髪の色も相まって、“銀獅子”と呼ばれるようになっていく。

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