第12話
彼はすっかり校内で浮いた存在になってしまったけれど、私には関係の無いことだった。
無慈悲で無感情で無愛想で無気力であっても。
それすら彼の魅力なんじゃないかとさえ思えるようになっていた。
彼はいつだって孤独だった。
孤高というよりは、孤独だった。
その孤独を私が埋められたら、と少なからず考えてしまったりした。
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