第21話

屋台を横目にすり抜けて、

巨大な社の脇を横切る。

古い石の階段を駈け登ったら、

小さくて古い、鳥居と社が見えた。




きっとここが、本来の意味でのお社なんだと思った。

祭り節にも似た、賑やかな詣での喧騒が、足元の方から響いてくる。




怜王が開けた場所に立ち、空を見るよう促した。




広がる星空に息を飲んだ、その瞬間。




大輪の黄金色が夜空を覆うように咲いて、

雷鳴と違えるような轟音が、少し遅れて空気を割いた。




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