第3話 召喚者との遭遇
義勇騎士教会に向かっている途中、俺は奇妙な裏道を見つけた。
いや、なんの変哲もない裏道なんだがなんだか違和感がある。
気になった俺は、その裏道に入ることにした。
そこに入ると頭の中に直接、語り掛けられるような感じで女の人の声が聞こえた。
「選ばれし勇者よ、あなたは私によってこの世界に召喚したのです。自己紹介が遅れました、私はエリカラン、この世界で信仰されている神です」
そんな定番の台詞を言った自称神はこう言った。
「千年前に勇者によって倒されたはずの反逆者がつい数年前に復活しました。あなには義勇騎士となり反逆者と戦っていきます。まずは義勇騎士協会に向かってください」
うわ、拒否権なしかよ、おれが断ろうとしたが、神はすぐに消えてしまって、しょうがないので俺はその神の言う通りに義勇騎士教会へと向かった。
「ここが義勇騎士教会か、かなりでかい建物だな。」
俺はそんな独り言を言いながら建物へと入ろうとした、すると
「待ってください、教会へ入るには義勇騎士証明書、新しく加入する場合は隣の受付用の建物で登録を済ませてください。」
と衛兵の人がいってきた。
「すみません。初めてこの国に来たものですからよくわからなくて、ありがとうございます。」
俺はそそくさとその場を去り、となりの建物へと入っていった。
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