第4話 急な自己紹介

「まさかあの本館らしい建物だけでなく隣の建物も義勇騎士教会の建物だなて…」

俺がまたもやそんな独り言を呟いていると後ろから声をかけられた。

「ここの建物だけでなくここら一体も義勇騎士教会の建物なんですよ。あ!急にごめんなさい!私はアシリアといいます。」

急にはなしかけられて驚いたが自己紹介をされたのだからこちらも返さなくては無礼だろう。

「どうも、俺はアイゼルと言います。よろしくお願いします。アシリアさん…でいいですか?」

彼女にそう問いかけるとオドオドしながら口を開き、話し始めた。

「アシリアで構いません!よろしくお願いします…」

緊張気味にそう語っている。

「アシリア?でいいのかな?じゃあアシリア、俺は遠い国からやってきて義勇騎士教会の新規登録をしたいんだがやり方がよくわからないんだ。悪いけど手伝ってくれないか?」

俺はそうアシリアに声をかけ、受付をしているカウンターへと向かった。

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