王道の設定とキャラクターを使いながら、とにかく読み手を迷わせない。説明を引っ張らず、会話とリアクションでテンポよく転がしていくので、するすると読めました。特に魔王が「威厳あるラスボス」から「娘に振り回されるお父さん」へ落ちていくのが好き。ベタを避けるのではなく、ベタをちゃんと笑いに変えるのは技術だと思います。気軽に読めて、キャラがすぐ頭に入る。こういう読みやすさは強い。
初手から魔王の娘が勇者に一目惚れしてしまい、城を破壊するというとんでもない展開。キャラクター達がコミカルなのも、そのスピード感に合っていて、とても楽しく読むことができました。それでいて物語の展開もとてもおもしろい!勇者と魔王の娘という相容れない二人、それによる二人の葛藤やトラブルがあって、最後の方はとてもハラハラしてしまいました!さらっと読めて、爽快感もある短編です!ぜひ読んでみてください!これからの活動も応援しています!
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