インターネット上のコミュニケーション

 インターネット上では基本的に、言葉だけのやりとりになりがち。相手がどんな人か、どんな表情か見えない。


 もし、やりとりしている相手が思ったより全然子どもだったり、全然大人だったら客観的に面白おかしい口論が起きている場合もあるかもしれない。(良い議論とも言えるかも)


 言葉だけのやりとりの問題として、少し言葉が足りなかったり、書き間違えたりするだけで誤解が生まれる可能性がある。


 ただそれは、表情などがついたとしても、それで誤解が生まれる場合もあるし、むしろ言葉だけの方が多くの感情を伝えられるという人もいるかもしれない。


 他の問題としては、言葉だけになると、心の内を素直に言いやすかったりするが、それによって色々なことが起きる。


 一つは、誰かにとって失礼な振る舞い。これは、一対一のコミュニケーションではなく、一対全だと余計起きやすくなると思う。誰かにとっては良い言葉でも、誰かにとっては悪い言葉というのはある。


 また、そんなことは言っていないのに、言ったと受け止められてトラブルに発展する場合がある。


 これは筆者自身も思い当たる節があることで、相手が言っていないことに怒ってしまったら、それは批判でも意見でもなく、言いがかりになってしまう。


 個人の視野は想像以上に狭いため、そんな視野が狭い人に対して怒る人も、視野の狭い怒り方になっていることがある。


 ただ、これらのことは気をつけるといっても、直接頭に来てしまうものだから、なかなか気をつけようがない。経験して反省するを繰り返すとか。


 最後に前向きなことを言えば、人は一人一人視野が限られているから、たくさんの人で補っていると言える。しかし、あまりにも失礼な言葉を放っている人を見ると、精神的に未熟なだけなのか、心を病んでいるのか、わざとやっているのか、なかなか判別しにくい。本当に視野が狭くなっているだけで、ちょっとの言葉で変わる人も中にはいると思う。かと思えば全く変わらないような人もいる。そんな世界。

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