入り込みすぎる人たち

 人は、様々な経験を通して学んでいくことがあるため、常にみんな同じ知識量でいることはない。


 そのため、インターネット上では意見がバラつくことがあるが(ネットに限らない)、その時点で、その場所で多くの賛同を集めている意見が、必ずしも正しいとは言えない。むしろ、ヒートアップしていて冷静さを欠いていることがある。


 ヒートアップしている意見が間違っているというわけではないが、その感情は本当にその人自身から生まれているのか、考えると中には怪しいものもある。


 一方的な情報を頼りに、一方的な意見をぶつけたり、みんなが言っていることに自然と流されるのは、よくあることだが、変なことだと思う。


 しかし、過去に自分もそのような経験をしてきた気もするので、あのときの怒りは本当に自分のものだったか? と不思議に思うこともある気がする。かと思えば、それほど自分には関係しないことのはずだけど、なんか妙な怒りが残り続けることも。



 まぁ、あまりにも常に冷静な、自分にまつわることだけに反応する世の中だと、それはそれで何か欠けてしまう気がするため、バランスが大事なのかなと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る