歌う。この俺が!?

さてひょんな事から第3期紅睡蓮でGuitar&Vox!とクレジットされるようになってしまったわけだが、当然今までの曲なんて歌えない。

ここでガラリと音楽性を変える他ないのだ。そこで音痴でも歌えるのはパンクしかないと考え、紅睡蓮はスターリン等の曲をカヴァーする事にした。

それが12月のLiveまでの話。


そこから月日がたち、3月26日。僕らは渋谷La.Mamaにいた。リザードの名曲達を拵えてLiveだ。

この日と翌日の稲毛K's dreamまでがボバとバリのドラムだった。

この次からいよいよコーが叩く。

でもそれはまた今度。

まずは3月のLiveについてだ。

La.Mamaはボバ。K'sはバリだった。

La.Mamaでのライブははっきり言って成功だった。その後のミルキーウェイは酷かったが。

K'sは良くなかった。これは客層のもんだいもあったのだろう。

特にLa.MamaでのLiveはその後の紅睡蓮と変わらないテンションで行われたのだ。

ただし、この日のツーステを最後にボバはメンバーとして出演することはなかった。


そして翌日のLiveだが、こちらは第2期のドラマー、バリが叩いてくれた。

前半は今まで通りの紅睡蓮だった。問題はここから。

見に来てくれた人を困惑させるようなセットリストだったのである。

だが、それは後のことを考えてだったのだ。

僕がギターボーカルをやるに当たってベースに焦点を当てたかった。そして、ニューウェイヴというジャンルに触れたかったのだ。

…結果として困惑させてしまったのだけれども。

ただ、僕らにとってはかなり有益な経験だったのだ。

これが本当にコー参加後の紅睡蓮にいきるとは当時は思わなかった。

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Music researcher 遙威未曾有 @toy_Lotus

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