あのアンダーグラウンドで②

やぁ、遅くなってしまい申し訳ない。

前回はレコードを買い漁り始めた本当の触り部分だけだったね。

今回は今の紅睡蓮になるまでにリザードから受けた影響について話そうかな。


前回記述した通り、まず僕が購入したのは1stである「LIZARD」だったのだけど、このアルバムは凄かった。

まず1曲目の「New Kids In The City」のプレシジョンベースからなるであろうあのワカさんのブリブリとした音にやられてしまった。

「なんだあの音は?」「どんなエフェクターで鳴らしてるんだ?」という疑問がふつふつと湧きながらも、興奮していたのだ。

あの音にやられた僕は紅睡蓮というバンドになってすぐにスタジオへ行き、プレベを借りて音作りをした。

驚いたのは、あの音がエフェクターなしで作れる事だった。

そこから僕はしばらくリザードばかり聴いていたのだが、知っている人もいるかもしれないが当時の紅睡蓮は有頂天のカヴァーをやっていた。察しのいい人は分かるかもしれないが、気が付くと僕はまた有頂天ばかり聴いていたのだった。

しばらくたったある日、念願の2nd「Babylon Rocker」を購入した。

最初はあまりハマらなかったが、噛めば噛むほどうまいスルメイカの如く「SA・KA・NA」(今でも時たまカヴァーするくらい好きな曲)にハマってしまった。

もちろん他の曲もいい。だが、あのモモヨ氏の歌詞と多重録音により出来上がった曲がすごく魅力的だった。

その後僕は続けて紅蜥蜴時代のアルバム「けしの華」を購入しのめり込んで行ったのだが、5ヶ月程たったある日。この日が起点と言ってもいい日だった。

紅睡蓮にマンネリ化を感じていた僕はリザードのあのアツさを思い出した。そこからいても立ってもいられず各メンバーに連絡し、ボーカルは僕が兼任し、曲調をガラリと変えることにした。

その初ライブは12月26日(27日だったかも)、江戸川台プチアリーナ(名前あっているかな?)にて配信形式だった。

だがそこにはリザードの曲はなく、有頂天、The Stalinのカヴァーと初のオリジナル曲「アシタは晴れるだろうか?」をやった。

ここからが第3期紅睡蓮。ここから先は別で話そうかな。

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