第7話

「敬太。」




悠馬さんは、財布から千円札を取り出して敬太へと差し出してる。




「あ、いや、いいっすよ。アイスくらい。」




あたしのアイスのお金だろう。

高々百数十円のアイス代を払おうとしてるらしい。




もちろん敬太は断ってるけど




「これでまた買ってやれ。」




悠馬さんにそう言われて渋々受け取ってた。




「今度アイス食べたくなったら言ってね?」




困ったようにあたしに笑いながら。

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