第42話

瑤は学校が終わると近くのファミレスでバイトをしていた。

週3回でウェイターである。

瑤ははっきり言って美形である。

だから同じ学校の子にも、ウェイトレスにも人気が高い。

「ねえー。瑤、バイト終わったら遊びに行かない?」

女の子達が誘いをかけて来る。

「悪いな、門限10時までなんだ」

「何それ?寮にでもいるの?」

「まあ、似たようなもん」

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