第6話 色々わからせて事件を解決した!

 たむろするメスガキどもを徹底的にわからせた俺たちは洞窟の最深部へと進み、そこにあった宝箱を開け《天にも昇る筒》を手に入れた。


 早速それを使ってみるとJS4〜5くらいの、リアルでは絶対に味わえない極上メスガキのそれのような、きっつきつの締め付ける使用感でまさに天にも昇るような心地になり、不覚にも一瞬意識が飛んでしまう。


 そして再び意識を取り戻すと、俺たちはどこかの見慣れぬ塔の中にいた。


 とりあえず最上階を目指して進んでいくと、一人のおっさんが憔悴しきった様子で座り込んでいるのが見える。


「おぉ、オジヤンではないか……」


 そのおっさんは俺と同じペドランドの王宮に仕える戦士だった。名前は何だったか興味がないので知らんけど。


「メスガキどもに声掛けした動画を拡散されて俺はもうダメだ。だが社会的に死ぬ前にお前に伝えておきたいことがある……」


 そいつの語るところによると、世界のどこかに史上最凶のメスガキの誕生を目論むイクピンサロという奴がいるらしい。そして予言によれば、それをわからせる氷河期の勇者が日本からやってくるという。それを阻止するため、世界中の氷河期おじさんがメスガキによって貶められているのだと。


「オジヤン、《わからせぼう》を持つお前ならきっとメスガキを……」


 そこまで言うと、おっさんはがくっとうなだれて社会的に息を引き取った。まぁリアルに死んだわけではないから別に放っておいても大丈夫か。


 それにしても、史上最凶のメスガキとその誕生を目論む邪悪な存在か。一体どんなメスガキなのかを想像すると《わからせぼう》がたぎってくるのを感じる。


 俺たちはさらに進んでついに塔の最上階へとたどり着くと、見た目がJS5~6くらいの上玉なメスガキどもがなぜか全裸のおじさんを嫐っていた。


「た、助けてくれ! このメスガキらが俺のことを日本から来た氷河期おじさんだろうって散々煽ってくるんだ! もうメンタルぼろぼろだよ……」


 そういって全裸のおじさんが俺に泣きついてきた。


 近くにロングコートが脱ぎ捨てられてあったことから察するに、こいつはいわゆる露出狂で、このメスガキらにそういうことをしてまんまと反撃をくらったのだろう。


 とすると同情の余地など微塵もないのだが、かといって俺と同じ氷河期おじさんがメスガキによって嫐られているのを黙って見過ごすことはできない。


 何より、目の前に上玉のメスガキがいるなら問答無用でわからせるべきだ。


「あ~れれ~♡ ま~だ氷河期おじさんがいたんだ~♡ 飛んで火に入る夏のおじ~♡ きゃははははは♡」

「お前もそこの変態露出狂おっさんのお仲間?♡ だったらお前も全裸になってその臭くてざこいモノ見せてみろよ~♡」


 俺は《わからせぼう》を使った。


「おいおい、本当に見せやがったぞこいつ♡ ……って、うそ、 何それ? ちょ、そんなの絶対ムリに決まってんじゃん! ……や、やだ、入んない……あ゛ひぅ!? 

お゛っ、あ゛っ、ん゛っ……い゛だっ、や゛っ、お゛うっ……♡ あ゛んっ♡ ひっ♡ ん゛っ♡」


 俺は《わからせ棒》を使った。


「ちょ、おいおっさん! ざけんなよっ! お前のやってることはガチな犯罪だかんなっ! しっかり撮ってるからぜってー晒して……ちょ、待って、いや……やめっ……ほおぁあ!? い゛い゛い゛……い゛た゛い゛い゛た゛い゛! あ゛っ、ほっ、ふひっ……あんっ♡ はひっ♡ んあっ♡ お゛っ♡ あひゅ♡」


 こうして俺は、氷河期おじさんを嫐っていた上玉なメスガキどもをきっちりと徹底的にわからせてやった。


 「おじさんもこれまでの氷河期のようにどうせざこだとナメてたけど、すっごいのもってんじゃん♡」

「悔しいけど、このあたしがこんなくっさそうなざこいおっさんにわからせられるなんて♡ もうイクピンサロのおっさんよりこっちに乗り換えるわ♡」


 イクピンサロだと!?


 メスガキどもの語るところによれば、こいつらはそのイクピンサロに頼まれて、氷河期おじさんどもを言葉巧みに騙し、そそのかし、さらには煽り散らかして、次々に彼らを社会的死へと追いやっていたのだそうだ。


 そして社会的に死んだ氷河期おじさんどもは、人生に絶望して子供部屋へと引きこもってしまい、それが今回の氷河期おじさん行方不明事件の真相であるというオチだった。


 いやあのさ、氷河期おじさんってもともとメスガキに煽られようと煽られまいと、ずっと子供部屋に引きこもっているものでしょうよ。


 だが今回のことで、思いがけず事件の背景にイクピンサロが関係していることがわかったのは大きな収獲だ。


「師匠! 俺もこいつらをわからせちゃっていいでしょうか?」


 ひと通りメスガキどもから話を聞いたあと、長時間おあずけをさせられていた犬のように、鼻息を荒くしたロリホイがわからせをおねだりしてきた。


 そう言えば、こいつを仲間に加えたけど結局クソの役にも立たなかったな。これぞ氷河期おじさんクオリティと言ってしまえばそれまでなのだが。


 まぁ俺はもう散々わからせた後だったのでロリホイにも好きにさせてやることにした。


※ ※ ※


「え、何なに? ほんとに解決してきちゃったのかよ〜♡ そういうの期待してないんだけどさ〜♡ 途中で死んじゃえば良かったのに~♡ つーか、やっぱあたしが言ったようにただ引きこもってただけだったじゃん♡」


 ペドランド城に戻って女王フィリアに一部始終を報告したのだが、事件解決のお褒めの言葉を賜るどころかこのように煽り散らかしてきやがった。


 ほう、この前のわからせの効果がもうすっかりなくなってしまったか。それならばもう一度、その体で徹底的にわからせてやろう。


 俺は《わからせぼう》を使った。


「ちょ、ま、おい、今ここでって……、や、やめっ……こっふおおお!? い゛あ゛あ゛あ゛あ゛……、お゛っ♡ あ゛っ♡ ん゛っ♡ あ゛ひゅ♡ お゛んっ♡」


 俺はわからせながら近くに侍っていた大臣や王宮の戦士たちに目配せして、フィリアのまだ自由になっている箇所をわからせるように促した。


「ちょ、いや、そんな臭いのなんて無理! やめ……おごっ、あがっ、んぷっ! くぷっ、ぐっぽ、じゅっぽ、じゅるっ……ぶはぁあああ! ま、待て、大臣! そこはダメ! やめて、おねが……Σ※∀@∬§◎!? お゛お゛お゛お゛……、お゛ん゛っ、あ゛ひっ、はひゅ♡ ふひっ♡ ぐっぽ♡ じゅぽっ♡ くっぷ♡ いいっ♡ はひっ♡ じゅるっ♡ ひひっ♡ もっろ……♡ もっろおねがひいいい♡」


 こうして俺たちは、フィリアの全て箇所を代わる代わる何度も何度も徹底的にわからせた。


「ごひゅじんひゃま♡ これからわからせの旅に出ちゃうんでひゅか?♡ わかりまひた、たまには戻ってきてまたごひゅじんひゃまの特濃ミルクでいっぱいフィリアのことぐっちゃぐちゃにひてくだひゃい♡」


 女王であるフィリアにご主人様と呼ばせてご満悦な俺は、この世界のどこかで史上最凶のメスガキの誕生を目論むイクピンサロを倒すべく旅に出たのだった。


 いやむしろ、イクピンサロより史上最凶のメスガキの方が気になるわ。


                            ――第1章 完――

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メスガキくえすと♡4~わからせし者たち~ 伊勢池ヨシヲ @uubu

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