12

所詮君がやっていることは僕の真似事だ

そして、僕を真似ている間は決して進めない…そう、停滞だ

まったく僕は停滞というものが大っ嫌いでね

止めるという行為すら吐き気を催すほどだよ

人間というのは常に成長しなければならないと、そう僕は思うんだ

もちろん成長の中で挫折はするだろう

だがそれは停滞ではなく後退だ

だから許される

だが、だが!

己を知ることをあきらめその位置に満足しているお前を心底嫌悪する憎悪する

ましてや、君は僕の劣化だ

僕のアレンジではないただのコピーであり劣化だ

…昔の君は、己で努力をし僕を超えようとしていた

心底軽蔑する

だから僕の前からいなくなってくれないか?

君が…君という存在を認知できなくなれば僕はすがすがしく前をむいていきれるから

…つまらない人間になったものだな君は

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

書きかけまとめ キャロル @kyarolu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る