「なんでも創り出せる魔法の指輪」を手に入れたら、あなたはどうしますか?
欲しいもの、食べたいもの、なんでも手に入るとしたら──そんな都合のいい話、ちょっと怖いですよね。
でもそれが、お父さんの唯一の形見だとしたら?
主人公のアスターはそんな指輪の持ち主、15歳。
みなしごで、つらい環境の中でも優しさを忘れない、まっすぐな心根の女の子です。
一体、指輪の正体は何なのか?
父の遺品の真実を探るべく、アスターはスパダリおじさま・ローリエとともに旅立ちます。
途中から、「流れ変わってきた」的にスケールが大きくなっていき、ふたりの旅路は国の運命すら左右する展開に──
アスターの出自がどんどん明らかになっていって、物語の見え方が変わっていくのが気持ちいいです。ラストはしっかり安心できる着地で、読後感はさわやかかつあたたか!
notテンプレ王道ファンタジーを読みたいなら、『緑の指輪』をぜひどうぞ!
追伸
カクヨムでエピローグまで読んだ人、絶対に紙本版の『ある学芸員の目から』も読んでほしいです! ネタバレできないのが惜しすぎる。ただ読んでほしい。