あまりにもあんまりな最期の願い

主人公である妹が、寿命が迫る姉の願いを聞き届けるため、とある学園に潜入する異世界ファンタジー作品です。

主人公の姉は、奔放ながら数々の伝説を打ち立てた英雄とも呼べる人物です。

しかし、そんな彼女でも病には勝てず、あとは死を待つばかり。

最期の願いを口にした際も、それが何であれ妹は全力で叶えるつもりでした。

けれども、姉が口走ったのは、衝撃の願い。

寿命が間近の人間が頼む願いとは到底思えず、内容も内容だけに主人公は激昂します。

ですが、寿命を盾にした願いには逆らえず、主人公は渋々ながら目的を達成するためにとある学園へと潜入します。

勇者を育成するために設立した学園は、女人禁制、女人への呪い、女人への辱めなど、とにかく女性が立ち入るところではない恐ろしい場所。

主人公は性別を隠したまま、姉の願いを叶えられるのか。

ぜひ読んでみてください。

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