第20話 最終章
宮本武蔵
大坂の地である。
現在は
大坂冬の陣である。
豊臣方九万の
武蔵は
宮本武蔵ほどに名が売れている
武蔵は
「宮本武蔵が豊臣家の為、
その後で、ほかの
武蔵は
しかし
他の雑兵と共に大坂城の中を、右へ走り、左へ走りをしただけだった。
結局武蔵は何も出来ぬまま、冬の陣は
武蔵は
この後、大坂夏の陣が起り、豊臣家は
武蔵の
武蔵は
兵法者として、その名は天下に
柳生兵庫助
安芸の国、宮島にある厳島神社への
その後兵庫助は、
兵庫助はこれを受け、
剣術指南役としての
徳川将軍家の剣術指南役が、
宗矩と兵庫助は仲が悪い。
その為、江戸柳生新陰流と尾張柳生新陰流とは、江戸時代を通じて、一切の
小坂部姫
小坂部は、今日も
「良いか、わらわは神じゃ、この姫路城を守る神じゃ、鬼神じゃ、決して妖怪などと呼ぶでないぞ、わかったの」
忠政は、ただただひれ
「わかったのかと聞いて居ろう」
小坂部は忠政の顔を
「解って居ります、小坂部姫様は神です」
びくりとして忠政は叫ぶ様に言った。
「じゃあなぜ
「はあ」
「なぜ
小坂部は大声で言った。
「ひっ、は、はい、
小坂部の言う通り、姫路城は不落の城となった。
一度も焼け落ちてない。
時が進み、日本が
姫路城は本当の不落城になったのだ。
小坂部は今でも、約束を守り続けている。
十八世紀後半に著された、「兵術要訓」と言う書物の中に、宮本武蔵と柳生兵庫について、こんなくだりがある。
宮本武蔵が尾張を訪れた際に、城下で柳生兵庫助とすれ違った。
その時、武蔵が兵庫助に
「久々にて活きた人を見た。 あなたは柳生兵庫助ではないか」
と
「そう言うあなたは、宮本武蔵ですね」
と答えたと言うものがある。
武蔵はそのまま兵庫助の屋敷に
武蔵と兵庫助は、共に酒を飲み、
それはそうであろう、見せないまでも、お互いの剣術は
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