側に

第39話

焔side



玄武高等学校




「ハァ……」




いつものごとく授業も出ず、SWORDの溜まり場となってる空き教室で、勝手に持ち込んだソファーに寝転び溜め息をつく。



助けてもらった日から想うのはただ1人。




桜竜……。



昨日はちゃんと帰れただろうか……。



熱は?咳は?




「ハァアアアア……」




逃げられたってことは俺は嫌われてんのか!?



いや……。




『っ!?』




真っ赤になった桜竜を思い出す。



めっちゃ可愛いかった。



じゃねぇ。



まっ嫌われてても関係ねぇ。



桜竜は俺の運命の相手だ。



俺なしではいられないようにしてやる。



で、どんどん俺に頼り甘えればいいんだ。




「ねぇ、何あの百面相。気持ち悪いんだけど……」



「そう言ってやるな。奴は今、初恋を満喫中だ」



「初恋!?SWORDの特攻隊長が!?やることはちゃっかりやってる男が初恋!?」



「お前らうるせぇっ」



「「アハハハハハハッ!!」」




教室の扉を少し開け、ヒソヒソ喋ってる二人に怒鳴ればやっと入ってくる。




1人は腐れ縁にしてSWORDの副長、稲森大地と



SWORDただ1人の女にして親衛隊長、川村美己だ。




「ねぇ、焔!どこの誰!?可愛い!?可愛いの!?」



「うるせぇ。教えねぇよ」



「なんで!?」




ドスッと美己が腹の上に乗ってくる。




「下りろ」




乗ってほしいのはお前じゃねぇんだよ。



























コンビニ




ブルッ!!




「??」



「リュウちゃん寒い??」



「いえ、大丈夫です」

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