第22話

やっぱり昨日と同じくらいに皿洗いが済み、ゴミを全部集め縛る。



今日もゴミ袋はパンパンで二袋にもなった。




重いな……。



が、2往復する元気はもうない。



一刻も早く終わらせて帰りたい。




よし。




「ゴミ捨てに行ってきます」



「リュウちゃん、重いでしょ。僕が……」



「これくらい問題ありません」



「でもリュウちゃん、咳も……」



「大丈夫です」




そう言ってゴミを二袋持って、裏口から出た。



今日はさすがにジャンパーを着たけど、ボロく薄いそれでは、少しマシな程度だ。




「寒…………うっっ」




進んでいたら目が回り気持ち悪くなり、座り込む。




「ゴホッ!!ゴホッ!!ゲホッ!!う"ぇっっ!!」




気持ち悪いやら寒いやらシンドいやらで泣きたくもないのに涙が浮かぶ。




「ゲホッ!!ゲホッ!!ゴホッ!!」




う"う"っっ。



歯をくいしばって耐えていたら




















「おいっ!!」




力強い声が聞こえた。



ガサガサと騒がしい音と共に足音が聞こえてたきた……と思ったら、帰ったはずの昨日の男が顔を覗き込んできた。



宝石のような黒の瞳が真っ直ぐあたしを見る。




また……なんでこんな所に……





「ゴホッ!!ゴホッ!!」

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