第18話

……チーン。



ああ、昨日のゴミステーションの。



いや、そんな期待たっぷりの目で見られても……。




面倒くさいな。



料理も出来上がり始めてるし、ここで話し込むわけにはいかない。




「人違いです」




とキッパリ言い切った。




「いいや、その声に制服。そしてその"瞳"は確かにお前だ」




こっちもキッパリ言い切った。




わかってるなら聞いてくるなよ。



てか、あの暗いのによく見てたね……。



声と制服はわかるとして"瞳"って何?




「逃げられたんだな」



「っっ」




とだけ言ってテーブルを離れようとすると、またしても手を掴まれる。




なんなんだ。




「お客様、仕事中なので」




手を振りほどき仕事に戻った。




「へぇ……。お前を見てあの態度とは」



「…………」



「何、あのスタッフ。あれがお客様にする態度?」



「嫌な感じですよね」




ん?



料理を運んだり、水のおかわりを注いだりしていたらそんな会話が聞こえてくる。



スタッフ……それは間違いなくあたしのことだ。













……あ?

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