第18話
……チーン。
ああ、昨日のゴミステーションの。
いや、そんな期待たっぷりの目で見られても……。
面倒くさいな。
料理も出来上がり始めてるし、ここで話し込むわけにはいかない。
「人違いです」
とキッパリ言い切った。
「いいや、その声に制服。そしてその"瞳"は確かにお前だ」
こっちもキッパリ言い切った。
わかってるなら聞いてくるなよ。
てか、あの暗いのによく見てたね……。
声と制服はわかるとして"瞳"って何?
「逃げられたんだな」
「っっ」
とだけ言ってテーブルを離れようとすると、またしても手を掴まれる。
なんなんだ。
「お客様、仕事中なので」
手を振りほどき仕事に戻った。
「へぇ……。お前を見てあの態度とは」
「…………」
「何、あのスタッフ。あれがお客様にする態度?」
「嫌な感じですよね」
ん?
料理を運んだり、水のおかわりを注いだりしていたらそんな会話が聞こえてくる。
スタッフ……それは間違いなくあたしのことだ。
……あ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます