第11話
__________ _ _ _
「今日はあのブス1人で登校してたね」
「ついに涼夜さんに見捨てられたんじゃない?うけるー」
はい、会話でわかります。わたしの悪口ですね。
別に悪口言いたいなら言っていいです。
でも、わざわざ本人に聞こえるように言う必要はないと思うんだけどな。
ちなみにいつも涼ちゃんに送ってもらってる訳じゃないよ。
わたしが寝坊した日は送ってくれるの。まあ、寝坊する日が多いんだけどね。
「聞こえてるよね〜、ブス。うんとかすんとか言えば?」
「すん」
「は?」
ああ!やってしまいました!!!!!
つい心の中ですんとか面白いな、って思っていたら口に出しちゃったみたいで。
なんて、引っ込み思案なわたしは言い訳を口に出せない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます