第7話【宇宙】vs【大海】
「やっと見つけたぞ…!」
(よく見つけたね。あれから二日経ってるけどw)
「
(そう。興味ないけど。)
面倒だ。
しかし、この計画の障壁となるのが自ら人間に汚染されに行く異常者集団、魔法少女である。奴等の人間と契約するという行為は未だに理解に苦しむ。
今回も前と同じく、
「残念だな!今の
対策されていたか。しかし、今
(運に頼らないと戦えないみたいだね)
「な、
しかし、自在に動けるだけでフィジカルはこちらのほうが上なのは変わらない。圧力が効かないのなら別の手段を使うのみ。
次の瞬間、
肉体を再びクラゲ型に戻す。そして周囲を確認する。魔法少女はこの近くにはいないと感覚が告げる。錯覚を見せる能力があったらすでに何処かのタイミングで使用しているだろう。しかし、この結果はありえない。
そう思っていたその時、
「何がなんだかわからないが、これが大吉の力なのか…!」
上を見ると、先程まで地面でおしゃべりしているだけの存在だった魔法少女が空中浮遊をしているではないか。いや、これは空中浮遊ではなさそうだ。どちらかといえば
ますます厄介なことになった。こんなところで長時間戦うなど御免だが、相手は自分と同じ機動力を獲得してしまった。つまり、
つづく
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