第18話

その声の主は


「ッ!!」


オウジサマだ。


もう帰っていると思っていた。


視線が怖くなり、逃げようとしたが


「逃さねーよ」


と言われ、壁に押し付けられた。


背中がジンジンする。


私この人に何かした?


関わりは全く無い。


まず私達は入学してまだ間も無いから。


「こんな可愛い子が、うちの学校にいるなんて知らなかったなぁ」


舐めるような視線。


本当にこの人あの、オウジサマ?


異様に怖い。

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