第26話
「はあ?あたしが?
ふざけんじゃないわよ、誰がいつ怖いなんか言った?怖いわけないでしょうが霊の一つや二つ、むしろ成れてるわよバーカ」
「霊は一匹二匹だろうが?バッカじゃねぇの?
そういうやつに限って
あっ~こわぁい、とか言うんだよ間抜け」
「いや、一つや二つよ!
って、そんな言い方しないわよ、ぶっとばしてやるんだから、霊なんか。このハゲ」
「いいや、一匹、二匹だ」
そんな言い方しないならどんな言い方するんだよ?
ぶっとばされる前にやられてんじゃね?このクルクルパー、俺はハゲてねぇ~、今はフサフサ頭だ」
「一つ、二つ、三つよアホ
つか、言わないわよんな台詞
この私がやられるですって?それはあんたじゃないの?クルクルしてるけどパーじゃないわ、ハゲ 今はって事は将来はハゲよ、見えるわあんたの将来が」
「一匹、二匹、三匹
だったらォバケこわぁいで決定な?お前の台詞
なっ俺がやられるだと?
なわけねぇよ、クルクルとパーが合わさっているからお前という存在がなりたつんだよ、いい加減気付けよバーカ
つうか、何勝手に将来見てんだよ、占い師かあんたは」
「あ~もう、そこまで
ちなみに霊は一体とかじゃないかな?
じゃなくって聞いてる?人の話し柳君が一人で喋ってる事になるから可哀想だから聞いてあげようよ?ねっ?」
そこで止める楓は柳の方を向き俺らに妙な説得をしはじめる
って、楓もそう思うなら柳の話しを聞いてやれよ
と思っていた時に
「あんたら、人の話し聞くきねぇんか?
せっかく人が真剣になってだなっ」
と愚痴る柳
あぁ~あ…ついに怒り始めたよ
とボヤく楓
ってホント楓、お前が聞いてやれよ他人事だなチキショー
こうしてやっと柳の話しを聞きはじめたのだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます