第7話

図書室、


俺等は急いだ が、何やら人盛りが出来ている



「なんだ?」


野次馬と思われる人達の間を抜け、図書室の扉の前まで来た



そこで息を飲む



まさか、自分等の学校でこんなことがあるだなんて

思いもしないだろう





本棚が倒れ本が散らばった中に 真っ赤な血が広がり本に染みが出来ている



その中心にいる本棚に挟まれた生徒は動かず

先生数人で一生懸命 血まみれになった生徒の上に乗っかっている本棚を退かそうとしていた



暫くして 警察やらが来た。


その生徒は救急車で運ばれたものの亡くなり

学校は立ち入り禁止に


今日は午前で帰りになってしまった






「で、この果たし状どうするよ」

そう、学校には関係者以外入れないようになっている



「………警察が見張ってんじゃいくらなんでも無理…ね。

きっとその果たし状送った生徒も諦めてるわよ」



まぁ、確かに

「そうだな、じゃあ今日はゲーセンで遊ぶぞ」



バコ 殴るのは華音

「なっなにするんだよコノヤロー」


「あんたね、人が死んだってのに」


「つうか、事故なんだろ?警察とかさ、なんで学校立ち入り禁止?」


「まぁ~事故でも亡くなったんだから、いちよ調べるんじゃない?


目撃者とかに事情聞いてさ」



「そっか~」


この時は 果たし状の事も 亡くなった生徒の事も深く考えていなかった



その後にゲーセンへ行き遊びまくり家に帰った

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