第6話

次の日


朝いつも八時半

つまり学校始まりギリギリに行っているのだが今日は楓の提案で八時に図書室前に集合だ


「ねぇみぃ~今日はサボれねぇし、どっかの馬鹿のせいで」


「唯に馬鹿呼ばわりされる人が可哀想で仕方ないねまったく」


「んだと?」


「何よ」


「まぁま、落ち着いて、ね?喧嘩しても解決ならないから」


確かにそうだが個々でボケェッ~としてても変わらないよな




「どうするよ、つうか会ったら一発殴り飛ばしてやる」


「全く、馬鹿は喧嘩早くって困るよ」


「二人とも、いい加減に」


なんか楓が叱る母親みたいな感じがしてきた

「で、本当どうするよ」



「だね、そだどの時間、誰が抜けるか決めない?」


華音のくせにナイスな事言うじゃないか、それ決めてなかったし


「じゃあ~…」


「私、2限目と5限目ね」



「ななッ5限目、俺が見張ろうと思ったのに」


「やだ、5限目は私よ」



5限目は昼の後プラス先生がウザイという事で見張り行こうかと思ったが見事に華音にとられてしまった


「んだよ、じゃあ1と6な」


「じゃあ俺は3、4になるね」


1限目俺

2限目華音

3限目楓

4限目楓

5限目華音

6限目俺


になった



そうして、学校が始まり

まずは唯が見張りに行った

「んで、今の今まで本当誰も来なかったと」

昼休み、唯は頭を抱え弁当を食べていた


「ん~、これからだね


そうだ、もし その人が来た場合はメールか電話で知らせて?すぐに行くから」


「いいや、大丈夫


俺喧嘩自信あ」

「そういう意味じゃないわよ馬鹿、


私も呼ばれてるし、それに…

喧嘩とは限らないわよ?」遮るのは華音


「だから、ね?


5限目と6限目の二人は必ず。分かった?特に唯」



「わぁったよ


つうか、何で皆いるんだ?」

ハッと俺は気付いた


が、何のことか分からずにそこで首を捻る二人


「だから、何で皆教室にいるんだよ、見張りは?



昼休みこそ来るんじゃないの?」



「あっあぁ~」


大きな声を上げ気付く華音


やかましいし、目立ってるし


「しまった、俺が見張り役だ」


楓が4限目の見張り

だから昼休みは楓がということになる。



「急いで食べて、図書室行こうぜ?」


俺等は急いで食べ、図書室にダッシュで向かった



もう運命の歯車は回っている


クルクルと………

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