伏線について

 作者のソラニハルです。

エッセイとして出した「中学生」でしたが、色んな伏線や工夫ポイントを綴ればなと思います。


皆さん分かっているとは思いますが1話と3つの最終話のタイトルが同じなんですね。読みは同じでも意味が違うというのを書きたかった為だけのタイトルでした。


2つ目が1話に出てきたNEWSですね。2025の3/32に中学生が落下死というものですが…はいそうです

主人公です。因みに2025年には3/32はありません


工夫点ですね。やはりラストと1話をリンクさせたような文章にしたのもありますが、そこにある些細な違いで「覺める」ルートではNEWSを見ずに焦って学校に行くんですね。そこの希望を持ったようなところなどを意識しました。


他にも、第五話の「分岐」では空を見ていたと思っていたら地を見てたというそれ程までの精神が不安定な状態を書き写したり彼女が主人公を呼ぶとき「貴方」から「君」になったのは親しくなった事を簡潔に表したかったからなんですね。


「褪める」ルートでも空っぽと言ってるのに埋め尽くされた混濁と言って矛盾してるんですね。これもわざと精神の安定しない文章を作りました。


最後に推しポイントとして「覺める」ルート(2)

の最後もう少し感動的に描けなかったかなと反省はしているのですがその後の、蒼に染まるというのが好きなんですね。特に元々晴れてはいたが地を見続けていた主人公が彼女の言葉により「覺め」晴れている事に気付くと言うのが推しポイントなんです。


以上、伏線と工夫点と推しポイントでした。他の作品もぜひ見てください。ありがとうございました。

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中学生 ソラニハル @hareharueda

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