第6話
それも友欠く・・・、ワハハ、でも友はどこにいるんだろう? ウ、ウウウ、涙、涙、なーんちゃってね。まあ、それはそれとして、ハハハ、緊張から金縛り・・・、ああ、イヤだ、イヤだ、我ながらキンチョウ! 金鳥・・・、金鳥? ゴールドは今、値上がりしています、オーホホホ。
しかし蚊を欠く、アハハ、一抹の恥ずかしさから時折、若者を見ていると、青年も見るともなくわたしを見ていたが・・・、なにを聞いても、あなたの事で、胸は一ぱい、上の空、アラ見てたのね! 都はるみさんアラ見てたのねだが、若者は見なれた光景のうえに仕事と割り切っているのか、はたまた性格上、辛抱強いところがあるのか・・・、心棒、心房、心臓の上にある左右二つの部屋! 心房細動、不整脈、ああ、吾輩はついに不整脈、どうしよう、どうしよう、タッタラタッタ、タッタラタッタ、タタタタ、なーんてバカなことを言っても生姜ない、ウフフ、戸に書く、アハハ、終始、笑顔のままだった。
若者は吾輩が記入を終えたのを確認すると、
「新製品なので値引きは無理ですが、弊社はアフターサービスが充実しておりますので、何かあっても、ていねい、かつ迅速に対応させていただきます。また、製品そのものにトラブルがあったということは一度も聞いたことがありませんから、安心してご使用いただけると思っています。弊社はあらゆることにお客様第一主義を掲げていますので、何かお気づきの点がございましたら遠慮なくお申し出ください。」
言うべきことを・・・、穏やかな口調とやさしい声で若者らしい言っていた。でもどこか・・・、ドコモでデモ? それはありえません。ロボットの会社だからそんなものか? とはいえ兎にも角にも違和感・・・、ハハハ、おおイヤだ、イヤだ、吾輩の心根はロボット以下? 斜交いに見る悲しき吾輩なのだが、戸にも書くにも、ワハハ、契約は成立していた。
しかし肝心のロボットは今も飛ぶように売れていて、飛ぶように・・・、鉄腕アトム? もしかして鉄人28号? もしかして、もしかして・・・、それともガンダム? まあそれも置いておくとして、在庫はないらしく組み立て・・・、若者が言うにはパーツはあるので、組み立てる時間と完成検査に二週間ほど時間をもらえれば、問題なく店舗に来ますとも言っていた。
私はなれないことの連続に肩が・・・、凝る? 筋肉のない吾輩が? それとも不整脈? な、ななんと余命三十年? ワハハ。しかし、それはないと思うのでやはり筋肉が・・・、友欠く、ハハハ、気分が悪くなり、やつれたというか、しょぼさを顔に貼り付け・・・、オー、見にくい! 別に前が見えにくいわけではありませんが、店を後にしようとすると、どこまでもハーフと見紛う若者は、
「お客様・・・、必ずや、ご期待に添えると思いますので、楽しみに待っていてください。」
満面の笑みを浮かべ見送りに出てきていた。
わたしはていねいにお辞儀・・・、虎、虎れは・・・、貧しさに負けた~、いいえ、世間に負けた~、さくらと一郎の昭和枯れすすきの一節だが、客のわたしが・・・、客であっても威張る必要など皿、皿ないが、オホホ。吾輩の心根のどこかに・・・、トホホ、貧乏ゆえに卑屈なわたし! それに引き替え青年は・・・、経験に裏打ちされた? それとも育ちの良さ? と、つい思ってしまう野田が、エヘエヘ、したたり落ちんばかりの自信を見せ深々と頭を下げていた。
吾輩は若者から逃げるように・・・、エンヤトット、スタコラサッサ、アハハ、形ばかりのお辞儀をし、トットと・・・、黒柳徹子さんのトットちゃんではありません、逃げだしていた。そして少し離れたところにくると、気持ちに余YOU? アハハ、冗談はよしこさん! ウフフ。あらためて若者を振りカエル、若者は宇宙人でも蛙でもありません、ハハハ。洗練されたスマートさの中に・・・、スマートさで私の頭に浮かぶのはどうしても外国人、足し蟹、足し蟹、でも・・・、三つ子の魂百まで? 百・・・、どう考えても吾輩は百までいきられませんが、これまで外国人に接することなどなくテレビや映画でしか知らな買ったので、オーホホホ、そのため日本人特有のコンプレックス・・・、いえいえい日本人ここにあり! の血統を、アハハ、地の果てまでまとっていた野です、アッハッハ。
まさしくこれは・・・、悟りの境地? わたしはついに制止、アハハ、生死を超えた! ウフフ、達した途端、憑き物が落ちる。はぁ? お前が勝手に落ちただけじゃないのか、な~ン手、声も聞こえそうだが、兎にも角にも・・・、ウサギに角が生えた? 何かあるとつい緊張してしまう自分が自分でもよく理解できないが、トホホ、とにかく肩の張りが九に・・・、九九、八十一、なんのこっちゃ! とにかくも噓のように肩のコリがとれてワクワク・・・、NEXCOの宣伝ではありません、高揚感のなかでスキップしながら歩き出していた。
でも・・・、よくよく考えてみると私はロボットのことなど何一つ知らな買った野田、ウフフフ。これがオートバイや車であれば、まずは自動車学校に入校して・・・、あってはならないことだが無免許で運転したことのある者や免許の失効、取り消しを受けた者は別にしても、九十九パーセント以上の者は初心者なので、渡されたテキストを前に座学で道路交通法と車両構造を一通り学び、さらに構造は実物で点検箇所や整備方法を教えてもらえるし、技能は実地でイヤと言うほどたたき込まれるから、人により得手不得手はあろうが学校の受験のように死にものぐるいで勉強することなく、ほとんど自然体で技能も学科も身につき、後は試験に合格すれば、車なりオートバイを運転できる、デモ・・・、近頃、国内ではデモは見ません、それはともかくも、ロボットは?
また車でもオートバイでもそうだが、購入ということになれば営業、もしくはお客様係、整備士が装置やスイッチ類の操作などを教えてくれるので、とっさにできるかどうかは別にしても聞いたことのない事態は避けられるはずなのだが・・・、ところでロボットは機械? それとも電器製品? どの分類に入るかわたしには分からないが、説明もなければ講習もな買った、アハハハ。では取説を読めば・・・、何とかなる? そもそも取扱説明書なんてあるのだろうか?
私は次から次に湧き上がる疑問と不満に心をかき乱されるが、例の若者からはなにも説明がなかった以上、自分なりに少しはロボットのことを・・・、機械音痴で工学系の頭脳を持ち合わせていな飼ったが、頭は変えません、アハハ。鹿も櫓ボット・・・、櫓にあがってボ~としても何も見えません! アハハ。それは友欠く、ウウウ・・・、ロボット本体を知ろうということは端から諦め、人工知能の勉強でもと思い立つ。
風立ちぬ、今は秋、今日から私は心の旅人・・・、松田聖子さんの風立ちぬだが、風? 風に特効薬はありません! やっぱ、ないのか、ワッハッハッハ。
あれこれノベルの憂鬱 ゆきお たがしら @butachin5516
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