第14話
するとクロノはクスッと一つ笑いを洩らし、
『そうだな…。マオの事…マオの両親の事とか…?』
「えっ?!」
思わぬ言葉に思わずクロノの顔を見た。
そのクロノは全てを見透かす様に、マオを見ている。
そして、そのままマオの言葉を待っている様に…無言のまま…。
「っ!!クロノっ!!俺はっ…親の事も知りたいし…今、クロノに縋りたい気持ちも…ある…。でもっ…」
マオは必死で考え、今思っている事をクロノにぶつけた。
と、
『…フフッ…マオは素直ないい子だね…。気にしているのは『悠久』という言葉かな?』
クロノは微笑むと、更に続ける。
『LOOP内では時は動かない。我と共に過ごす間、お前の時間は、永遠に動かない。嫌になったら出て行けば良いだけの話だ。』
マオの頭を撫でながら少し寂しそうなクロノの姿。
その姿にマオの心が揺らいだ。
そして、
「っ!!クロノ…っ!!教えてっ…俺の親の事…。」
頭を撫でていたクロノの手を取り、決断をしたのだ。
LOOPに残る決断を…。
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