第9話

「俺っ!!『どうなの?』って聞かれて…真っ先に待っててくれる人、リーズがって頭に浮かんだんだ…。」


マオは潤んだ瞳でリーズを見た。

「…っ!!マオ、ソレは…『待っててくれる人』=私だからですよね?」

リーズはそんなマオの視線を避けるかの様に遠くを見て微笑んでいた。


「っ!!そ…んな事ないっ!!俺はっ…リーズが好きなんだっ!!」

グイッとリーズの腕を引き寄せたマオから…一筋の涙が零れた…。



すると…



「マオ…。私もマオが大好きですよ?…でも…貴方はまだ18、私は来年で40になるのですよ?…立派なオジサンです…。」

と、何故か歳の話が出てきたのだ!!



これにはマオは驚いて…ブブッ!!と吹いてしまった。

「っ!!リ…リーズッッ!!そんな事気にして…はははっっ!!!」

「マオっ!!笑い事じゃないのですよ!!私は真剣に…」

そんな事を言っているリーズに、笑いを堪えたマオは、


「っ!!それでもっ!!俺はリーズが好きだ。」

と、真剣な顔で改めて告白した。


「…後悔しても、知りませんよ?」

そう、ふんわりと微笑んで、マオに優しく口付けをするリーズ。

「…っ!!後悔なんて…しないから…。」

真っ赤な耳で、リーズの胸に顔を埋めるマオ…。


「…そんな可愛い事言われたら…もう、止められませんよ…?」

「えっ?!…ちょっ…」

含みある笑みのまま…戸惑うマオを『お姫様抱っこ』でベッドまで運んだのだ。

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