第6話
「…∑うぉっ!!!」
「ん?ドシタの?!」
ふと王子様を見ると、既に全裸だった!!
仕方なく俺も全て脱ぎ、一応タオルで隠すとバスルームへ…。
最初は少し、シャワーで王子を流してから風呂に浸からせた。
(ヲイ;…隠せよ///)
心の中で、コータがそう思っていると、
「おいでよ寒いでしょ?」
カムカムと王子は手招きする。
「狭いから…いいよっ。」
プイッと顔を背ける。
…悲しいかな男二人で風呂で密着する趣味はない。
「いいからおいでっvVコータ!」
グイッと腕を引っ張られて、強引に顔から落とされたっ!。
ブクブクブクブク……!!!
「ゲホッ!!っ…お…まえ…殺す気かっ!!」
「ごめんなさい!」
にっこりと笑いながら柔らかくお詫びをする王子。
そして…俺の目をしっかり見据えて、
「やっと二人きりになれた…コータ…。」
と意味深な台詞を…。
「ギャァァァァァァッ!!」
雄叫びを上げ風呂の隅にへばりつく。
(一番離れた…と言っても王子との距離数㎝の空間だけど;)
「嫌?話…出来ると思ったのに…。」
と、すぐ王子は立ち上がり、呟いた。
「!!」
っっっ!!!目の前には王子様のモノがっ…うぅ…デカイ;
「は…話聞くから…ソレを…否す…座リマショウネ;」
動揺の余りカタコトのコータ(笑)
(ハァァ…)
「はい。私、自己紹介まだです。」
ザブン…と、ゆっくりバスタブに浸かると、王子は言った。
「あ…」
そういえば…。
「はい。私はEmerald・Link・Crystalです。Emeruと呼んで下さい♪…歳は20歳です。」
今日逢ってから…初めて名前を聞いた。
「エメラルドで…エメル?…へぇ…」
正直、見た目と名前にギャップなんて無いと思った。
「コータの事は12の頃聞きました。…ソレカラ写真を見て…。もっと気に入りました★」
「…」
「コータの事、色々沢山知りたいし、私の事も知って欲しい…。ずっと思っていて…やっと逢えました。」
そう言うと、手を頬に添えられゆっくり微笑む。
それは、王子の高貴さを含んでいた。
(うわ…)
男の俺でもボゥッ…とする位整った顔が、こんな目の前に…。
目の…
…目の前?!
「ウギャァ!!」
慌てて振り払いバスタブから上がると、
「チッ…」
王子が小さく舌打ちした。
(コイツ本当に外人か?)
油断も隙もない;
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