第3話

家を出てイライラしながら暫く行くと、






♪ピラリラ~♪







「ん?電話だ…」

お!親友の的場久史からだ。




「GOODTIMING♪」

『そりゃ良かった何か用か?』

久史はいつも通り少しクールな返答だ。



「お前から掛けて来たくせに;…まぁいいか。今から行っていいか?」

『オウ…兄貴からケーキ貰っとくから…』

うん×②良い奴だ…っつーか親友の家はCafeだからなかなか使えるな♪



早々と電話を切ると久史の家に早足で向かう。


…あの馬鹿親父の事も理解済みだから、今回の事もきっと信用する筈だ。

コータは更に急いで商店街へ足を進めるのだった。









~十数分後~




親友、久史の家に到着!!



♪カランカラン♪

勢い良く扉を開けると、直ぐに久史の兄貴が、

「いらっしゃい!コレッ!出来立ての季節物☆どぉぞ♪」

とケーキ片手に出迎えてくれた。




いつも優しく迎えてくれる兄、か~…良いなぁ…と、ほんわかした気持ちで久史の部屋へ…。





∑中へ入るや否やっ!!!!




「また親父が訳の解らん事を」

と縋る様に、経緯全てを久史に語りだした!!!






「チッ…本気かよ」

コータの話を全て聞き終えた久史は…顔を顰て俯いた。




「マジで勘弁してくれよ…」

と肩を落とすと、

「お前は…どうする気?」

と、妙に真剣な顔つきで返された。




「?俺は…っつーかお前真面目な顔して…?」

「良いから!!どうする?」




何時になく真剣な久史に少々ビビるコータ(笑)

そんなコータは、暫く考えてから、



「…困ってはいる…でもどうしたら良いかは…まだ…何にも…。」

モゴモゴと、少しずつ小さな声になりつつ、チラッと久史を見た。



そんなコータを見た久史は、小さく溜息をついたがすぐに、ふわっ…と優しい笑みを浮かべ、俺の前髪をくしゅっとした。



「ばぁか!そんなだから…放っておけねぇんだっつーの!」





パッ…と、久史の手が離れる。




「あ…」

「ん?どした?」


(∑手が離れたのが少し淋しかったなんて…俺どぅかしてる!!!)



「~っっ!!どれもこれも皆クソ親父のせいだぁっ!!!」

俺の絶叫が響き渡った…。

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