第32話
思考が追い付くなり彼の手を止めたのだけど、
「ペットの世話すんのは飼い主の役目だからなんもしなくていい。」
…ああ、そうだった。
あたしペットだった。
もう状況を理解することを放棄した頭でそうだったそうだったと、されるがままになるのは早かった。
だがしかし、
「凛ちゃん、そんな縮こまられたら洗えない。」
すっぽんぽんで殺人犯とお風呂!
しかも身体を洗われるという拷問に理解もクソもなかった!!
神様は一体あたしになんでこんな過酷な試練をお与えになったのだろう?
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