第6話
今だけ…保健医ではなく1人の男として小鳥さんに触れたいと。
最低なのに我慢が出来ず
ギュ…
気付かれないよう抱き締めた。
ただ手を添える行為が信じられないくらい緊張して。体温が伝わってきてリアルで。
カーテン1枚だけの隠れた空間で僕は何やってるんだろうって…
心臓がドキドキし過ぎて苦しくなった。
「…」
触れたいと思ったのに触れたら怖いなんて。
自分の感情がどこまでセーブ出来るかなんて全然わからない。
分からなかった…
ドクンドクンと聞こえるのは、大き過ぎる心臓の音と
「…あ」
自分の立場を問う心の声。
抱き締めて気付いた腕の中にいる小鳥さんへの想い…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます