うつ病の目線

 最近思うこと

 「明日も生きていけますように」


 これは別に急に災害が起こるとかそういうのではなく、ただ単純に自分が自分に殺されないようにするための祈りである


 うつ病とは心の病気――――そう単純に捉えている方が多いかもしれない


 ただ、実は脳の機能低下による病気であるというのは実はあまり知られていない


 うつ病は死ぬ病気であり、最大の敵は時に自分になり得る病気である


 私はこの数年間でひしひしと感じてきた


 私の願いはたくさんある


 みんなと同じように仕事がしたい

 みんなと同じように食事が取りたい

 みんなと同じように眠りたい

 みんなと同じように・・・・みんなと同じように


 それができない自分が情けなくなり、腹ただしくなるときが定期的に来る


 その感情を抑えきれない・・・制御できない・・・そんな時にどうするか・・・?


 僕は何年も何年も何度も何度もたくさん悩んできた



 その結果行き着くのが結局、人に頼るという行為だった

 行政でも友達でも恩師でもそのへんにいる人でも、とりあえず自分が苦しい助けてほしいということを言うことで、何かしらの濁りが薄くなったような気がする



 恐らく、これからもうつ病や心の悩みを抱える人は絶えないだろう


 私にとってそれは必然であると思う、人は生きていくうえで悩みながら生きていくもの


 ただ、その悩みが溢れる前に相談できる逃げ込むことができる場所・・・それが今の社会に必要だと私は思う

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