社会性を求める社会性のない社会への手紙
社会性とはなんだろう・・・
そう思った僕はグーグル先生に聞いてみた
その結果が以下の通りである
社会性とは、社会の一員として生きるために求められる性質や能力です。集団を作って生活しようとする人間の根本的な傾向ともいえます。
社会性には、次のような要素が含まれます。
・責任感
・コミュニケーション能力
・協調性
・社会的マナー
・モラル
・他者理解
社会性が高い人は、学校や会社などの集団において、メンバーの一員としてふさわしい言動ができます。
社会性を育むには、身近な人と遊びながら、人との関わり方や集団生活でのルールを学ぶことが大切です。
たとえば、おままごとや他の子どもと協力して遊ぶことで、社会性が自然と育っていきます。
この文章は僕的にも納得がいった
確かに、責任感や一定の連帯感と規範に乗っ取る態度から社会性というものは生み出されるのだと思う
ただ、一点だけ僕が引っかかたのは他者理解の観点だ
他者理解とは、その人の特性や個性を理解しそのうえでコミニュケーションやチームワークを試みる態度に表れると僕は考える
更に噛み砕いて言うと
その人が今までどんな家庭でどんな生活をして教育を受けていたか、そしてそれが行動や考えにどう影響を及ぼしているのか・・・
そういった観点が必要になってくる
ただ、現状この観点というのは集団的行動を重要視する社会においては不可能と断言しても良いかもしれない
組織や規範というのマジョリティーが決定しているのが現状である
なぜ、そうなるのか答えは簡単である
個人のマイノリティーに対応するほど社会も人間も寛容になれないのが、実際になってしまっているからである
そして、その歴史は永久に受け継がれている
ある集団においてのマイノリティーはマジョリティーに排他される
その排他されたマイノリティーが集まりマジョリティーとして機能したとき、将来的にその中のマイノリティーを排除する
マイノリティーの人が主体的に動くのではなく、マジョリティーに成れた人が動かしている極端に言えば結論はそうなってしまう
ただ、現代においては異質性を秘めていると僕は感じる
人工知能が発達して、インターネットが普及し過ぎた現代においてマジョリティーもマイノリティーも排除の対象になっているのが今の時代の特徴である
声の大きさが皆平等に大きくなり得て、無数の少数的マジョリティーが普遍化し常識もルールもマナーも当たり前も普通も異質も異端もすべてがスクラップ・アンド・ビルドが超高速で繰り返されている・・・・
そんな、現代において多様性と社会性の言葉は天秤に掛けられてその必要性と中身の再定義を行う必要がある
と僕は考える
これを読んでいる皆さんの普通とはなんだろう?
小さなことでもいいから教えてほしいなと僕は思う
例えば
お風呂の後に体を拭いたタオルはどのくらいの周期で洗うか?
家で、飲み物を飲むときコップに注ぐかそれともボトルや缶のまま飲むか?
こんな小さなことでも普通は別れてくる・・・
そして、その普通はすぐに大人数に開示できるそういった社会に僕達は生活している
皆さんはこの社会にどのような感覚を抱いているだろうか
おそらく、生きづらいと感じる人も多いだろう
僕も生きづらいと感じている
ただ一つだけ言えるのは、マイノリティーとマジョリティーが消えつつあるこの社会においてあなたのマイノリティーは新たな小さくも、同じ境遇の誰かを救える偉大なマジョリティーにもなり得る大切なものです
そのマイノリティーは排他されるものではなく、新たな社会性をうみだすもの・・・
そう考えていただけたら、筆者は嬉しく思います
誰かのマイノリティーが誰かのマイノリティーを救えるそんな社会性を願って・・・
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