浅香安希（あさかあき）は、また幸加のお部屋に来ました。いつもと同じように幸加のお母さんが麦茶を持って来てお買物に出かけたので、幸加は、カップ付キャミソールを取り出しました。暗い赤色でした。

「安希さん、これがカップ付キャミソールです。ホックは付いてないし、クロス紐になってますので、着用位置考えてこうやって、両紐の間に頭を入れて端を両肩の外側に下げてかぶります。」

幸加はそう言って服の上からキャミソールをかぶりました。幸加はさらに言いました。

「次にキャミソールの下端前側を下ろして背中側も下ろしてセットします。背中内側の締帯部分もセットします。」

幸加はそう言ってやってみせました。幸加はさらに言いました。

「その次は前側のカップ下端を下ろしてセットします。カップ外側のキャミソール布部分もセットします。これで着用完了です。カップの内にこのミニハンカチタオルを四つ折りにして入れるとお胸が盛れます。」

幸加は、キャミソールのカップ内にミニハンカチタオルを入れて見せましたそれから、言いました。

「脱ぐ時はミニハンカチタオルをカップの中から出して右手の甲をキャミソールの右端内側に入れて下ろしてひじまでくぐらせて右ひじを外側に動かしてキャミソールの右端を上に上げて右肩から外します。それから、キャミソールを頭の上まで上げると楽に脱げちゃいます。」

幸加はキャミソールのカップ内からミニハンカチタオルを出して、服の上に着たキャミソールを脱ぎました。それから言いました。

「さあ、練習よ。あなたもやってみてね。」

安希は上半身の服を脱いで、赤いカップ付キャミソールをかぶって、言われた様にセットしました。キャミソールのカップ端と締め帯と紐が胸と背中と肩を締め付けました。それから、ミニハンカチタオルもカップ内に入れました。さらにシャツを着て下端をスカートの内側に入れました。幸加はそれを見て言いました。

「お胸が盛れて、もっとかわいくなりましたね。ちょっときついかもしれませんが、きっと、慣れて来ると思います。」

幸加はさらに言いました。

「安希さんの今の髪は、男子的なショートヘアですが、美容室で裾刈り止めて、長さを揃えて切ってもらってくださいね。それから、切らないで校則の許すギリギリまで伸ばせば、もっと女の子らしくかわいくなりますね。」

安希は、

「かわいくなるのは良いけど、これはちょっと考えてみます。」

と言いました。それから、言われたようにキャミソールを脱いで幸加に渡しました。幸加は、

これはあなたにあげるから、お家に持って帰ってスカートと一緒にご家族には見つからないところにしまってね。」

安希は、キャミソールを受け取って

「どうもありがとう。」

と言ってキャミソールをカバンの中にしまいました。それから安希は、しばらくスカート姿で過ごしましたが、帰る時刻が近づくとスカートを脱いでズボンにはきかえました。

夕方前、安希はいつものように幸加にお礼を言ってお家に帰りました。