第2話 幸加のお部屋で
浅香安希は雪沢幸加のお部屋に行きました。
二人でテニスとスカートの話をしているうちに、
ドアが開いて、幸加のお母さんが麦茶とお菓子を持って来ました。
お母さんは安希に言いました。
「いらっしゃい。どうぞ召し上がってね。」
そして、幸加に言いました。
「幸加、この男の子は誰?あなたのお友達かしら。」
幸加は、お母さんに言いました。
「この人は、同じ高校の浅香安希さん。私のテニスの練習を見に来ています。」
安希もお母さんに言いました。
「初めまして、浅香安希と申します。幸加さんのテニスがとても上手なので練習を見に来ているうちに幸加さんのお友達になりました。」
お母さんは安希に言いました。
「ゆっくりしていってくださいね。」
そして幸加に向かって言いました。
「お母さんは買物に行って来るから、後はよろしくね。」
幸加のお母さんは幸加のお部屋を出ました。
幸加は、しばらく待って自分の緑のタータンチェックミニスカートを出しました。そして、スカートを安希に渡して言いました。
「安希さん、これは私のスカートだけど、ちょっとはいてみてね。」
安希は自分のはいてるズボンの上にそれをはきました。ちゃんとはけました。
幸加は安希を見て言いました。
「ちゃんとはけたけどズボンを脱いだ方が良いわね。」
そこで安希はズボンを脱ぎました。
幸加は、しばらく眺めて言いました。
「やっぱりかわいいわね。素敵です。」
安希は、
「ありがとう。」
と言いました。すると、幸加は言いました。
「別のもはいてみてね」
幸加は、茶色のプリーツロングスカートを出して安希に渡しました。
安希は今はいてるスカートの下にズボンをはいて、スカートを脱いで渡されたロングスカートをズボンの上にはいてすぐズボンを脱ぎました。
幸加は、安希を眺めて言いました。
「ロングも似合うわね。かわいいわよ。じゃあ今度はこれね。」
こうしてさらに2着のスカートが安希に試着され、幸加は同じように褒めました。そして言いました。
「私はあなたのスカートも見たいから、今度来る時はあなたのスカートを持って来てね。」
安希は、
「わかった。じゃあ、今度持って来ます。」
遅くなったので、安希は幸加にお礼を言って帰りました。
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