第30話
救急車をまず呼ばなきゃいけないのに私はパニックになってお父さんの知り合いに電話をした。
そしてそのあと救急車を呼んで…
友達や彼氏にも電話をした。
誰かと話してないと心がどうにかなりそうだった。
怖いよ……
そのあと救急車が到着。
色々と調べてもらった結果、自殺だろうとのこと。
どうして……
どうして私をひとりにするの…
お母さんにゆりのことよろしくねってお願いされてたでしょ……
まさか本当に死んじゃうなんて思わなかった。
私はもう、ひとりなんだね。
お父さんの知り合いの人とか5.6人くらいの人たちが家まで来てくれた。
気が動転していて誰が来てくれたのかはっきり覚えていないけど
みんな優しく声をかけてくれて…
私は高校生なのに、周りの目を気にせずに幼い子供みたいに大泣きをした。
一人になっちゃった
これからどうすればいいの
心で思ってることを全て言葉にしていた。
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