第7話

学校は毎日行きたくなかったし苦手だったけど、学校から帰ればお母さんに甘えたり色んな話ができる。



苦しい気持ちから心を開放出来たんだ。




家族3人でご飯食べたり




ゲームしたり



夜は電気を暗くして布団に横になってよく川の字で一緒にテレビを観たり



寝る前によくお母さんと横になってたくさん他愛もない話をしたり…




あたたかい家庭があった。




そして友達と遊んでるときも嫌なことを忘れられた。




友達の家でゲームをしたり



公園で遊んだり



自転車で知らないところまで冒険に行ったり



駄菓子屋に行ったり



市民プールに行ったり




楽しかったし色んなことがあった。




そんな時間が心を落ち着かせてくれたし



そういう時間があったから学校もあまり休まず頑張って我慢して行けたんだと思う。





あとはいじめられてることを親には言えなかったし、バレたくなかったから学校に行ってたっていうのもあるかな。






学校は地獄で


家は天国だったんだ。









家族3人の生活。





当たり前のように過ごしていた時間。





思い出になるなんて思わなかった時間。








このときはこの幸せが少しずつ壊れていくことになるなんて思ってもいなかった。

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