第015話 先入観
◆ ◆ レティナ視点 ◆ ◆
先入観というものは本当に恐ろしい。情報を入手したとしても、はじめの考えに固執してしまい判断を誤り続けてしまう。
瞬間移動というセンセーショナルな現象だけに思考を奪われてしまい、炎を出す能力に思い至らなかった。倉庫に収められていた炎を噴射する装置は、能力を使わないときの補助的な利用がされていたのだろう。
私は舞台袖に隠れながらモーシュの姿を透視する。モーシュの両手には灼熱の火球が浮かんでいる。
ミスを犯したことから思考を切り替えて、ここで考えなればなけないことが2つある。奴が瞬間移動の能力を持っているか否か、そして、あの炎を出す能力の性能だ。
セロさんの例があることから1人に2つ以上の能力が備わっている可能性はあるけれど、奴らはコンビで活動している。2人が対等な関係であると仮定すると、もう一方のシヒルという男に瞬間移動に類する能力が備わっていると考えるのが自然だ。
オレンジ色に光る両手の炎は、空に浮いている。炎の核となる燃料はなく、ただ燃焼反応だけが生じているように見える。サーモグラフィによると2000℃ほどの炎だ。さっと触れるだけでも大火傷は免れない強力な能力だ。しかし、真に見るべきはその単純な能力の強度だけにとどまらない。そう、先ほどは完全に不意をついて氷弾を撃ち込んだのだから、奴には意識して能力を発現する余裕はなかったはず。
ここで、セロさんからの教えがまた思い起こされる。
《眼の能力》を究めると、能力を反射で行使することができるようになる。セロさんは自分の身に危害が及ぶような衝撃を皮膚に感じると、《
モーシュという男は、おそらくセロさんの反射による回避と似たようなことをした。つまり、自分の身体に危害が及ぶと、危害の源を反射的に燃やすというものだと推測される。ティオ君の《
「さて、ネズミはどこにいる? わかりやすい金目のものがある俺達の屋敷じゃなく、ここに忍び込んだんだ。大量のアレが持ち込まれたことでも嗅ぎつけやがったか?」
モーシュは右手の炎を掲げて暗闇に包まれた空間を暖色の光で照らす。先程までのニヤケ顔から一転して、眉間にシワを寄せて辺りを訝しんで探っている。
「……なんだ? この柱は。氷か、これは? どうなってやがる。……まさか、おい、いるのか? 能力者がよ」
瞬間移動対策に設置しておいた氷筍が裏目に出る。夏の夜に建物内に氷が出現しているという非現実的な光景が、このホールに潜む侵入者に《眼の能力》が備わっているということを感づかせてしまう。変な小細工は弄さずに、侵入者は無能力者であると思わせた方が良かったかもしれない。
「倉庫に延焼さえしなければ、ここはディスクを売った金で建てればいい。ネズミを炙り焼きにしてやるぜ」
モーシュは胸部の横に広げた腕を上方へと伸ばし、両手に掲げていた2つの火球を1つに集める。急激に火力が増大したそれを仰ぎ見ながら、モーシュは「ハアア」と肺の奥から響く低い声を鳴らし、両腕に力を込めていく。そのまま上に挙げた両手を合掌させ、頭上に浮かんでいた火球を手の内に閉じ込める。合わせた手のひらと指の隙間からオレンジ色の激しい光線が火の粉を伴って漏れている。
そして、まるで薪を斧で割るかのように、合わせた両の手で形作られた拳が一気に床へと振り下ろされる。手の内に閉じ込めた火球を、地面の奥深くまで突き刺さんとばかりの勢いだ。
その動作の後に、モーシュの周囲から何本もの火柱が立ち上る。火炎がもたらす上昇気流で、この空間中のすべての空気がモーシュのもとへ流れ込む旋風が巻き起こる。周囲の氷筍はじゅうじゅうと音を立てて解け、蒸発していく。
唯一の出入り口のすぐ傍が一面の火の海となり、私達は逃げる手立てを失ってしまった。
「さあて、準備完了だ。能力者と争うのは始めてだぜ。氷を生み出す能力か何かだろ? 俺の火力を冷やしきれるかよ?」
今からショーが始まるとでも言いたげに、モーシュの嗤いを含んだ叫び声が私達の耳に届いた。
舞台の袖で隣り合って隠れている私達は、小声で相談し対策を練ることとする。パネルカーペット敷きの床がバチバチと燃え上がる音で、十数メートル先の奴には声は届かないはずだ。
「大誤算だね、レティナさん。あんな火力だと、僕の《
「そうね。こちらが攻勢に移るには材料が足りなさ過ぎる。奴は攻撃してきた相手を反射で燃やせるレベルまで能力を磨いているっぽい。それに、おそらくティオ君と同じように温度変化に耐性がある。あの火の海の中でもピンピンしているからね」
「クソ、僕の能力はただでさえ水を用意しないと使えないのに、アイツは好きな場所に炎を出せるのか。能力の格として負けてる気がするよ」
ぐぬ。1つの勘違いがここまでの劣勢を生んでしまうとは、超常の能力を介した戦闘は凄まじくシビアだ。さて、攻略の糸口をどこから見つけ出そうか。
「私達の目線で言えば、相手の能力を先入観で勘違いして急遽劣勢に追い込まれた状況だけれど、客観的に見ればそうでもないよ。奴の口ぶりからしても、侵入者は複数人であるは思っていないみたい。逆にその先入観を利用してやろう」
「なるほどね。一対一で戦闘していると思っているアイツに不意打ちをぶちかますってわけだ」
そう。それでモーシュを倒すことが理想形だ。そのためには、ティオ君には負担をかけることになる。
「ティオ君って、全身を氷に包み込めばある程度はあの熱気にも耐えられるよね?」
そう言いながら、私は予備として持ってきていたアメをティオ君に渡す。
受け取ったものを見て何をしなければならないのかを悟ったティオ君の顔は、寒さに強いはずの身体に似合わず青ざめていた。
とりあえず、考えた作戦を4つ耳打ちで伝えておく。後は精一杯耐えてくれ。
◆ ◆ ティオ視点 ◆ ◆
レティナさんは、引っ込み思案の根暗で、人とのコミュニケーションが苦手なタイプであると感じたのが見た目からの第一印象であった。最初の出会いの後にミズアメに関する会話を重ねると、この人は研究オタクで日常会話は成り立ちにくいだろうという印象も追加された。要するに、あまり好ましいものではなかった。その後についても、気を失ったレティナさんの身体をシャワーで温めて服を着せ替えさせるというものであったので、気恥ずかしさがしばらく残った。
3人で何でも屋として活動することになり、師匠からレティナさんと2人でトレーニングするように命じられた。そのトレーニングの過程で、レティナさんに対する当初の悪い印象はかなり薄れた。僕がレティナさんの体力のなさを煽ると、僕の外見の幼さをしっかりと煽り返してくる。ガキ扱いされるのはもちろん苦手ではあるのだが、それを煽りコミュニケーションとして成立させてくれることには説明できない気持ちよさを覚える。
しかし、これは会話を重ねた僕だけがおそらく気づいていることで、師匠は正確には理解していないことかもしれない。レティナさんの思考回路は極端な効率特化だ。自身のやりたいことや全体の目的を達成するためならば、自分の身の犠牲や周囲の迷惑は二の次となる。
今回レティナさんが急遽打ち立てた作戦がその好例だ。レティナさんは、僕にモーシュの足止めをしろと言ってきたのだ。
さっき言ったように能力の強度は僕よりモーシュの方が優れているし、そもそも能力の相性が悪い。氷を溶かされて蒸発させられると何もできない僕とは違って、アイツは体力が続く限り炎を出すことができるはずだ。
そうはいっても、レティナさんの作戦を信頼するしかない。もらったアメを口に含み、舞台袖から飛び出す。それと同時に、レティナさんは倉庫の方へと下がっていった。
「おい! アンタがモーシュで合っているか?」
燃え盛る火炎でホール内の物品が爆ぜる音に負けないよう、声を張り上げてモーシュに向かって叫ぶ。客席から1メートルほど高い舞台ではあるものの、僕の身長の低さとモーシュの長身、そして客席の傾斜によって目線の高さは同じくらいになっている。
「お? マジでネズミみたいな髪のガキが出てきたな。ああ、俺がモーシュだ。てめぇ、なんの目的でここにいる?」
「さてね。僕は上から依頼されてここに来ただけだ。倉庫にある円盤を盗んでこいってね」
「……貴様、ガラムか? 取引は明日だと言っていただろ。金払うのが惜しくなって奪いに来たのか」
レティナさんの作戦その1、大成功。曖昧に何らかの組織の関与を匂わせて会話をすれば、相手の方から関わっている組織について口を滑らせてくれるはず。モーシュシヒル達が仕入れた大量のディスクは、明日ガラムと取引する予定だったということだ。その取引のために、モーシュはツアー中にも関わらず帰宅してきたということか。
向こうが勝手に勘違いしてくれたので、話に乗っておこう。
「はあ、バレたならしゃーないね。アンタを殺す気はなかったんだけど、組織のためだ。消えてもらうよ」
「かっはっはっ! 能力者とはいえ、こんなガキをコソ泥に寄越すたぁ、ガラムは相当な人材不足と見える。てめぇこそ黒炭にして消し去ってやるよ」
超常の能力による戦闘において、見た目や体格だけで相手を軽んじることは命取りになると師匠から教えられてきた。モーシュは僕を舐めている。しかし、ある意味ではそれは事実を反映している。
《眼の能力》がどのようにして超常の現象を発現しているのかはよく分かっていないらしい。僕も感覚で《
エネルギー保存則はこの世の絶対。超常の能力にもそれは当てはまるはずだと師匠は考えている。球体が内包する極大なエネルギーを利用して、物理法則を塗り替えるほどの事象を引き起こすのだ。能力者の身体は、大砲で言うところの砲身や土台のようなもので、それらが貧弱であれば強力な弾を撃ち出すことはできない。
《眼の能力》のそもそもの性能と、空間認識力、想像力、そして体格という4要素の掛け算が能力の出力強度に関わる。そう考えているからこそ、能力の成長のためにも師匠は僕たちに筋力トレーニングを課すのだ。
モーシュという男は体格に恵まれており、師匠の説の通り能力の出力強度は僕よりも強いように見える。そして、モーシュも能力者同士の戦いは初めてだと言っていたが、能力の行使に相当な慣れを感じる。マジックのショーで能力をフル活用しているんだから、それが自然とトレーニングになったんだろう。
「このまま睨み合ってても、ローストされちまうだけだぞ? 来ねぇなら、こっちから行くぜ」
モーシュは右腕を僕に向けて突き出して、手の平から火球を打ち出した。僕は水鉄砲のグリップエンドに搭載されたミズアメを使って上半身を隠すほどの円形の氷のシールドを生成し、火球を受けて弾く。飛んでくる火球は十分に眼で追えるスピードであり、火力は乏しい。厚さ五ミリ程度の氷のシールドの表面をわずかに融かすだけで防御することができた。融けた氷を再び凍らせればロスはほぼない。
遠距離攻撃をいなして距離を保ち続けることがレティナさんの作戦その2だ。先ほど、モーシュが自らの周囲に炎の柱を出現させた範囲は周囲3メートル程度だった。また、依頼遂行開始前に念のため動画で確認したモーシュシヒルの過去のショーでは、炎はモーシュの周囲にしか発生していなかった。つまり、炎を発生し操作できる距離が狭いという弱点がモーシュにはある。アイツは手元で作り出した火球を飛ばすことはできるが、その威力の距離減衰は著しい。
つまり、近距離戦に持ち込まれてしまうのが僕の敗着ルートだ。ただ、距離さえ空けていれば無事というわけでもない。直接火に炙られることはないものの、このホールの中を熱気が凄まじい勢いで対流しており、一気に室温が上昇している。能力の副次効果により、僕は体温が極端に上下することはないので熱中症にはならない。体温には影響がないとはいえ、さすがに火傷までは防げない。この熱風は皮膚に確実にダメージを蓄積するだろう。しかし、ミズアメから取り出した水と自分の汗を凍らせて身体を冷やし続ければ、なんとか火傷を負わずに耐えることができる。
氷のアーマーを着ること、これが第3の作戦だ。
「っち、意気込んだ割にはのんびりとしやがって、何がしてぇんだ?」
遠くでモーシュが苛立っている。熱気を吸い込んで肺を焼きかねないので、相手の言葉に返答はできない。
ここからは持久戦だ。
◆ ◆ モーシュ視点 ◆ ◆
相手が炙られて死ぬのを待ち、出口前で3分ほど火の玉を投げ続けていたが、状況は膠着している。
ステージの周辺は氷の盾で弾き返された残り火で燻っている。その僅かな火が光源となって照らしたガキの姿を見ることで分かったが、あのガキの身体の表面、氷に覆われてやがるな?
全身が薄い氷の膜で包まれて、甲冑のように限りなく隙間のない鎧を作り出している。なるほど、そうやってこの熱さに耐えているのか。
以前、俺を殺そうとしてきたアホなショーホストとそのバカなケツモチたちをビル火災に見せかけて処刑したときは、こうやって出入り口を燃やして塞いで閉じ込めておくだけで全身が爛れてポックリ逝っちまった。
氷に関する能力を持っていることは分かるが、他の隠し玉がないかをどうしても警戒してしまう。ここまで焦れったいことになるとは、能力者を相手にするのは楽じゃあねぇな。
ガキはステージ上で逃げも隠れもせず、俺の火の玉を氷の盾でガードしているだけだ。氷の盾を握るのに使っているあの銃は何だ? わざわざ銃の形をしたグリップを盾に使う理由がねぇ。攻撃にも使えるはずだ。
いや、ホールに入ってきたときに何かが脚に突き刺さった。ガラムと取引を始めてからというものの、最近はよくわからんチンピラどもに絡まれ始めていた。不意打ちの対策として反射で能力を使うテクニックをシヒルに教えてもらって警戒していたおかげで、カウンターで燃やすことができるようになっている。あの銃から発射された何かを俺は反射で燃やしたんだろう。ってことは、氷の弾でも発射するんだろうな。俺が燃やしちまうからわざわざ撃ってこねぇってわけか。
「くはは! そうやって耐え忍んでいるのは、攻撃手段も逃亡手段も無えってことじゃねぇーのか!?」
奴の底が見えたな。出口に陣取っている必要はなくなった。こっちから近づいていって、あんなチンケな氷なんざ蒸発し尽くしてやる。フルパワーで行くぜ。
両腕を折りたたんで身体の前でクロスさせ、スーツに入った肩パットをぐしゃぐしゃに握り潰すように両肩を強く抱く。丸めた背中から浮き出した背骨の突起の1つ1つから吹き出すように炎を顕現させ、そのまま全身を炎に包みこんだ。大きく腕を開いて気合の咆哮をホールに轟かせた後に、ガキのいるステージ上へと走り出す。
燃え盛りながら走り出した俺に気づいたガキは、ステージから降りて逃げようとする。ステージの後ろはディスクが保管されている倉庫に繋がってる。ディスクに誘爆するのは最悪だから、そこから離れてくれるのはありがてぇ。
俺から距離を保ちつつ、弧を描くようにガキは全速力で走って逃げている。氷の甲冑を着て盾を構えながらのくせに、かなり足が速いな。このままちょろちょろと走り回られると延焼しすぎて後片付けが面倒だ。
だが、体格に差がありすぎる。俺の方が足は速い。ホールの後方まで追い詰めたところで、ガキの前方と後方に火を投げ、逃亡する先を断った。
立ち往生するガキの正面に向かって、俺は身体を燃やす炎の火力を更に上げながらゆったりと迫ってゆく。上昇気流により生じた対流がゴオオと爆音を上げてホール中を巡ってゆく。
「さて、ガキんちょ。俺の声は届いているか? ゴホッ、てめぇのその氷の甲冑は俺に掴まれて燃やされたとしても保ってられっかな?」
燃え盛る俺の手をガキに向けて伸ばす。この炎と熱風に耐えるために更に分厚くなった氷の甲冑であっても、直接握ってしまえば水に溶ける綿菓子のように解かし尽くせるだろう。頭1つ分以上も小さいガキは腰が大きく引けていて、小さな身体がより小さく感じられた。顔を守るように腕をクロスさせて両手の平をこっちに向けている。
さて、ネズミ退治はこれにてお終いだ。
―ドォオン!
あと数センチでガキの腕を掴めるというその瞬間、後方から響いた爆発音が俺の燃え盛る手を止めた。
後方にあるステージ、いや奥の倉庫から爆発……?
おいおい、まさかディスクが……⁉
振り返ってステージ側を見ると、さっきまで残り火で燻っていたステージが異常なまでに燃え上がっていた。
俺はステージの炎の火力は高めてねぇぞ? そもそもあの距離の火力はコントロールできねぇ。
まさか、ディスクに誘爆して燃え上がったのか⁉
いや、違う、ディスクは火を上げるような焼夷爆弾じゃない。衝撃波と飛散する破片により致死的なダメージを与える衝撃爆弾だ。それに、ディスクはすべて倉庫に格納させていたはず。
そうか、まさか、このガキ、時限機能でディスクを倉庫で爆発させて俺の気を逸らさせたのか。いや、違う、ネズミが複数体いるのか?
途端、後ろを向いて背中を晒した俺に向けて、ガキが大量の氷をぶつけてきた。身体を纏う超火力の炎で大部分の氷の勢いを殺し切ることができたが、解けきれなかった氷塊が俺の腰にぶつかりバランスを崩してしまった。
「ぐあぁっ、このクソっ、ゴホッ……!」
なんだ? さっきからやけに咳き込む。呼吸が苦しい。
視界がぼやけてきた。
なぜだ……? 俺の《
バランスを崩した身体はふらりふらりと俺の頭を前後に揺らし、視線をホールの天井のあちらこちらに向けさせる。
そのまま両足の膝は折れてしまい、上半身を支える力が失われてしまう。
まさか、あの火は、ほんも……?
だとしたら、なぜ? どうやって?
「な、なんで、ガキ……てめぇは、無事……?」
その言葉を最後に、俺はうつ伏せに倒れ込む。
カーペットが燃えてバチバチと弾ける音でうるさい地面に突っ伏す。その煩わしい音とは別に、氷使いのガキの甲冑越しの口の中で、硬いものが歯に当たるカロッとした軽い音が、意識を手放す直前の俺の耳に届いた。
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