五人の男女
私はその音がする方を見た。
女の子二人と男の子三人が入ってきた。誰だろ…見覚えがある…と私は思った。私は見つめていると五人が私の方を見て、
「なんで⁈ネコォォォォ‼︎‼︎ここみちゃんは⁇」
と、驚かれてしまった。
「にゃん!にゃん!(私はだよ!ここみだよ!)」
彼女たちにも聞こえないんだ…。私は少しショックだった…。すると母が私の代わりに説明をしてくれた。
「ここみは…この猫なの…なんでこうなってしまったの…。」
「えっ…?どういうこと?」
と、五人は私の方を見て言った。あり得ないという顔をしていたり、不思議そうな顔で五人はこっちを見つめた。
みんなを困惑させてしまっているんだな…申し訳ないな…と私は心の中で思った。どうしたらもとの姿に戻れるんだろう…。
そう考えていると一人の女の子が、
「ここみちゃんは元に戻るんですよね…?」
と、不安そうな声で言った。
「にゃん…(ごめんね…)」
そう言うと一人の女の子が、
「だったら私たちがここみちゃんがネコになった理由を探すよ!」
「タシカニ!」
「サンセイ!」
みんなが私がネコに変わってしまった理由について探してくれることに、
「にゃん(ありがとう(涙))」
と私は言った。みんなすごく優しくて私は泣いてしまった。
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