第33話

「な…!?ハル!?」


「何してんだよ…?」



Blessのメンツ2人は目をぱちくり。


スバル君やその友達たちも、呆気にとられている。




「あ、コイツはカイ!」


「てめ、なんの真似だ!」


「カイ、頼むよ?俺のバンドでドラムやって?」


「はぁぁ!?俺は今からあっちの仲間たちと喧嘩に…」


「S.R.Cとinfinity'sの喧嘩なら俺らも今向かってるから向こうで合流すれば良いだろ?な?お前もBless入ってよ?な?」




俺はドラマーを見付けたっていうひらめきに向かって真っしぐらだけど、俺以外のメンツは



カイセイって誰!?何故今!?

拉致って来たのか!?




と様々な疑問の表情を浮かべている。





「なんでこのクソ忙しい時にそんな話ししてくんだよ!馬鹿だろお前!」



状況が読み切れていないカイは混乱しているみたいだが




「あぁ!俺は馬鹿だ!だけど俺は顔が良いから良いんだ!」




あくまでも俺は主張を続けた。

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