第32話
「つーかハル。Blessのアイツどーした?ドラマー」
「……やめたよ。DJになるとか言って。あぁ、俺にはドラマー捜しっていう仕事があるんだった」
「あはは!そら散々だな」
スバル君とそんな会話を交わしている時だった。
「カイセイ!なんでよ、なんで!」
仲間の車に乗り込もうとしているアイツの腕を引っ張ってるマイ先輩…。
痴話喧嘩?つか、アイツも集会来てたんだ…。
「………………良い事考えた」
「あ?ハル!?何処行くんだよ!?」
考えるより先に走り出した俺は、マイ先輩に悪く思いながらもアイツとマイ先輩の間に割り込み2人を引き離すと、アイツの手を引いて走り出した。
「あぁ!?なんだよてめぇ!!」
後ろで暴れるアイツをスバル君たちの中に放り込むようにしてその後に俺もバンに乗り込み
バンは走り出した。
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