第141話

結局、授業は殆ど身に入らないまま放課後になった。




「え、真島くん?

クラスメイトだよ。」




家に帰って、結弦にそれとなく真島くんの事を聞いたが特に話すつもりはないのか大した返事は返ってこなった。




「結弦、僕は結弦が大切だよ。

心配だし、もし結弦が嫌な思いしてるんだったら僕は力になるよ。」




そう声を掛けるけど笑いながら大丈夫だよと答える。





「確かに、真島くんから嫌がらせされるけどそんなの別に何ともない。あんな奴に何されたって痛くも痒くも無いよ。」





だって、他人だもん。と答える結弦は本当に気にしていない様子だった。




「そっか、僕は結弦の味方だから。

いつでも頼っておいで。」




そういうと優しく笑う結弦。




「うん、頼りにしてる。」




あんなの結弦にとって大した事ないことみたいだ。





強いな、結弦は。

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