第131話
貼り付けた笑顔を浮かべながらも内心は苛ついている。
「そうだね。龍は少し個性的なところがあるからね。
でもね、あいつは良い男だよ。君たちに理解出来ないだろうし、理解してもらわなくても良い。」
龍を知らないくせに適当なことを言って。龍についての噂もこうやって広がっていったのだろう。
あることない事適当に広めて、責任なんて感じてもない。その心許ない行いが誰かを傷つけているなんて微塵も思ってないんだろうな。
「僕は龍と居たいからいるんだよ。
他からどう思われているか分からないけど龍樹は僕の友達だよ。」
そう言い終えて教室を後にする。
本当に腹が立つよ。
僕からしたらクラスメイトの方がなにを考えているのか分からなくて怖い。
顔は笑っていても心の中ではなにを考えているのか分からない。何かを隠し、偽っている。
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