第130話
「桐生くん、最近藍川くん見ないけど大丈夫なの?」
特に仲良くないけど時々僕に話しかけてくる女の子が近づいてきた。確か、望月さん。
女子の中でリーダー的な存在の子。
「心配してくれてありがとう。
でも、僕もよく知らないんだ。」
そう答えると、そっかぁと次の話題に移っていく。特に興味もない話題だったから適当に返事をしながらも龍のことを考える。
ここ1週間ほど学校にも来ない。連絡は取っているが休むという連絡が主だった。
流石に心配になる。
「でもさ、実際のところ桐生くんも清々してるんじゃないの?言っちゃ悪いけど藍川くん怖いしちょっと何考えてるかわからない所あるから。」
女の子のその言葉に周りにいた人たちも次々と龍に対する想いを打ち明ける。
「だよね、正直怖い。」
「いきなり殴ってきそう。」
龍が居ないことを良いことに好き勝手言ってる。龍のことなにも知らないくせに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます